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分子イメージングの受託サービス

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イメージングプレート
細胞や動物を用いたイメージング試験の多くでは、蛍光物質か放射性物質のどちらかを用いて標識された化合物を使用します。標識方法や各機器の性能、試験の目的などから、どちらかを選択します。蛍光物質の場合は、励起光を照射することで蛍光が発せられますので、レーザーを照射、蛍光を検出できる機器が必要となります。放射性物質の場合は、それ自体から放射線が発せられますので、これを検出できる機器が必要となります。例外的に、放射性物質を用いて蛍光用の機器で測定する事を可能にする、イメージングプレート(IP)というものがあります。これは輝尽性蛍光体粉末という特殊なものを塗布した板で、放射線を照射することにより、内部の結晶構造が変化します。放射線の照射後に、特定の波長のレーザーを照射することにより、蛍光を発します。再利用可能で、感度が良く、デジタルデータが得られるため、ヒトではX線フィルム(レントゲン写真)の替わりに診断に用いられています。弊社では、動物切片のイメージングで用いています。蛍光標識化合物で試験を行う場合に比べ、バックグラウンドがほぼ無いことや、蛍光標識に向かない低分子化合物を用いた試験を行えるといった利点があります。
撮影と撮像
撮影と撮像には、明確な違いは無い様で、PET(positron emission tomography)の和訳でも、陽電子断層撮影法と陽電子断層撮像のどちらも使用されています。一般的には、撮影は、ピントや構図、照明等を調節して、撮影者の意図を反映させる様な場合に用いられることが多い様です。これに対して撮像は、対象のありのままの状態を撮ることを指すことが多い様です。弊社では、取得した画像に対して数値的な解析を行うことが多いため、撮像と表現しております。
ROI
Region of Interest の略で、"関心領域"と訳されます。会話の中では「ロイ」と言います。画像上で数値化したい場所などの任意に指定する部分のことです。PETなどの3次元データの場合は、VOI (Voxel of Interest)という言葉が使われることもあります。
SUV
PETにおける薬剤の集積指標の一つで、Standardized uptake valueの略。投与した放射能がすべて全身に均一に分布した場合を1とし、注目する点に存在する放射能の割合のことを指す。具体的には、SUV= ある点の放射性濃度[Bq/ml] /(投与放射能[Bq]/被験動物重量[g])で求める。腫瘍、あるいは注目する臓器等をROIで指定し、その範囲内のSUV平均値や、最大値などが評価に用いられる。